知多半島の飲み水を、元の木曽川の水に戻す運動については、これまで15年間県議生活のなかでもかなり大きなウェートを占め、一般質問をはじめ、現地調査、水質検査、役所担当者との掛け合い、支援者との水の研修会を毎年重ねるなど、あらゆる行動もとって参りました。まさにライフワークと言っても過言でなかったと思っております。このことは、先の市長選挙のマニフェストにも記載のとおり、役人の考え方を変えなくては、飲料水問題は解決できないと痛感した次第です。事実、農業用水や工業用水には、水質上長良川よりも飲料に適している愛知用水(木曽川)の水を使っています。なぜならば「水利権」の関係上こうなっている、と役所は説明をします。飲料水は毎日飲むものです。知多半島で育つ孫の未来と「水利権」、優先すべきはどちらか。孫の未来を危惧するのは私だけではないはずです。
そうは申しましても、河口堰へ水が変わった直後(1998年4月)では、水の汚れのバロメーターでもあるアンモニア性窒素が長良川河口堰の水に多く含まれていましたが、あれから10年余りの歳月を経て、今日では導水管の壁面にアンモニア性窒素を吸収する藻が付着したことで、アンモニア性窒素の含有量が減り、少しは飲料に適した水質になってきていることも事実です。
先の衆議院選挙から、民主政権になりました。元の木曽川に戻ることを期待したいと思います。

